さくら
館内で展示している大口町のマンホール蓋のデザインは、町の花・さくら。

大口町の五条川の桜のライトアップが、予定より早まって、昨日から始まっていますよ。
変更前:4月1日(日)~10日(火)
変更後:3月28日(水)~4月6日(金)
詳しくは⇒http://www.town.oguchi.aichi.jp/2265.htm
大口町といえば、取扱高日本一の木材市場がありますよね。
という前フリだけで、ここからは大口町の話ではないのですが、
愛知県名古屋市熱田区には木材産業発祥の地があります。
江戸時代初期に開かれた白鳥貯木場。
400年近い歴史を誇っていましたが、現在は貯木場としては現存していません。
白鳥公園内に記念碑があります。
江戸時代、現在の長野県木曽地域は尾張藩の飛び地でした。
木曽で伐採された木材は木曽川の流れに乗せて、現在の岐阜県八百津町の錦織綱場で筏にされ、伊勢湾へ。
そして、伊勢湾から堀川を通って白鳥へ運んでいました。
その距離は約100km。伐採から約300日かかったそうです。
大正時代になると、ダム建設により鉄道が開通し、木材の流送はなくなっていきました。
木材と同じように木曽川から伊勢湾を経由して、物や人も運ばれていましたが、
明治時代になると、黒川(現在の堀川の一部)が開削され、新木津用水が改修され、犬山~名古屋の行き来に従来7日かかったところ、4時間に短縮されました。
これにより、犬山で作った氷を運ぶこともできるようになりました。
犬山と名古屋を舟運路で結ぶことで、名古屋は城下町から近代産業都市への都市再生を目指しました。
鉄道やトラックが普及していなかった当時、資材や商品の大量輸送が可能なのは船だけだったのです。
名古屋高速 黒川インターチェンジ付近にある北清水親水広場が船着場の名残ですよ。
また昭和30年代になると、トラック輸送も発達し、水運事業の多くは撤退。
川は雨水等の排水路へと役割を変えた、というか太古からの役割に戻りました。
しかしながら、経済発展とともに様々な環境問題や水質汚染が…というのは、また別の機会に書きます。
水と環境について学べる施設、メタウォーター下水道科学館あいち☆ですっ☆
みなさんコチラの方が興味あるかもしれませんが…
白鳥公園といえば、マンホールの蓋がいっぱいありますよ。


世界デザイン博覧会で展示されたマンホール蓋ですね。
(名古屋市下水道科学館の屋外展示と同じラインナップ)

大口町の五条川の桜のライトアップが、予定より早まって、昨日から始まっていますよ。
変更前:4月1日(日)~10日(火)
変更後:3月28日(水)~4月6日(金)
詳しくは⇒http://www.town.oguchi.aichi.jp/2265.htm
大口町といえば、取扱高日本一の木材市場がありますよね。
という前フリだけで、ここからは大口町の話ではないのですが、
愛知県名古屋市熱田区には木材産業発祥の地があります。
江戸時代初期に開かれた白鳥貯木場。
400年近い歴史を誇っていましたが、現在は貯木場としては現存していません。
白鳥公園内に記念碑があります。
江戸時代、現在の長野県木曽地域は尾張藩の飛び地でした。
木曽で伐採された木材は木曽川の流れに乗せて、現在の岐阜県八百津町の錦織綱場で筏にされ、伊勢湾へ。
そして、伊勢湾から堀川を通って白鳥へ運んでいました。
その距離は約100km。伐採から約300日かかったそうです。
大正時代になると、ダム建設により鉄道が開通し、木材の流送はなくなっていきました。
木材と同じように木曽川から伊勢湾を経由して、物や人も運ばれていましたが、
明治時代になると、黒川(現在の堀川の一部)が開削され、新木津用水が改修され、犬山~名古屋の行き来に従来7日かかったところ、4時間に短縮されました。
これにより、犬山で作った氷を運ぶこともできるようになりました。
犬山と名古屋を舟運路で結ぶことで、名古屋は城下町から近代産業都市への都市再生を目指しました。
鉄道やトラックが普及していなかった当時、資材や商品の大量輸送が可能なのは船だけだったのです。
名古屋高速 黒川インターチェンジ付近にある北清水親水広場が船着場の名残ですよ。
また昭和30年代になると、トラック輸送も発達し、水運事業の多くは撤退。
川は雨水等の排水路へと役割を変えた、というか太古からの役割に戻りました。
しかしながら、経済発展とともに様々な環境問題や水質汚染が…というのは、また別の機会に書きます。
水と環境について学べる施設、メタウォーター下水道科学館あいち☆ですっ☆

みなさんコチラの方が興味あるかもしれませんが…
白鳥公園といえば、マンホールの蓋がいっぱいありますよ。


世界デザイン博覧会で展示されたマンホール蓋ですね。
(名古屋市下水道科学館の屋外展示と同じラインナップ)